人工股関節体験者ブログ

2018年11月に臼蓋形成不全の為 変形した股関節の治療で右の人工関節手術を受けました。その経過、思うこと、感じたことを綴っていきます。

手術当日

朝6時に起床。

 

夜 ちょこちょこ目が覚めたので

その度に経口保水液をとり この時間には全てを飲み終えました。

 

手術着に着替えがる前に浣腸。

浣腸液を入れた後、しばく体内に貯めておくのがいいのですが

私は 腹痛がひどく すぐに排泄。

それでも 問題なかったので良かった!

 

その後、朝一番のオペの為

看護師さんが押す車イスに乗って

隣りの棟の 手術室へ向かいました。

 

初めての病院の手術室。

付き添いの兄は、手術室に入る手前の待合室まで。

これ以降は、私の病室などで待つ事になりました。

 

この待合室には、今朝の手術待ちをしている人が3~4名いらっしゃって

(手術室はここだけではないので)

その規模には、ビックリしました。

 

よくテレビで見かける手術室へ!

 

そこいらっしゃるのは、外科担当看護士さん1名と

麻酔科のドクターが2名。

 

手術台に移ってから、点滴を確保したりしているのは覚えていますが

 

次に気が付いた時には、手術台からベットへ移り

手術室から 病室へ移動していく辺りです。

 

当たり前ですが、自分に何が起こったのかは覚えていず

酸素マスクが口を覆っていました。

 

移動していく最中に、呼吸が浅くなっていく感覚と

グッとこみ上げる気持ち悪さに襲われました。

「気持ちが悪い」 弱い声で何度か。

 

病室に戻ると、早速 麻酔の緩和剤を点滴をしてくれたので

しばらくすると この気持ち悪さは収まりました!

 

 

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病室の時計は 12時半くらい。

 

痛みを感じたら、点滴に痛み止めが落ちるボタンを好きなだけ

(マックス値は決まってますが)押してもいいので

痛み止めや麻酔の緩和剤のお陰で

あっという間に手術も終わったし、思っていたより大丈夫かも!?

と 穏やかな気持ちでこの日は終えました。

 

 

ノドの乾きがあり、最初は脱脂綿に水を含ませた物を

口に入れてくれただけでしたが

夜に 主治医が回診に来てくれた時に 話すと

後で来た 看護士さんが聴診器で腸が動いているかを確認してくれ

水を飲む事にOKが出ました^^

 

持ってきた ペットボトルに取り付けるストローが駄目だったので

水を飲む時には、ベットの背をあげて 水を飲みました。

 

また尿道に管を入れていたので、排泄の事は気にせず飲めました。

 

 

手術を終えて、兄が病室で待ってくれていました。

優しい兄ですが、さすがに手を握って貰ったり ハグをして貰う訳にはいかず(笑)

親密なパートナーがいるといいなぁ、とも思った。

 

そう言えば、友人に言えば してくれただろうけど

して貰わなかったな…

 

大きな手術は心と身体に大きなダメージがあるし

どんなに年齢を重ねようと 怖いや痛いという思いはなくならないから

しっかり受け止めて貰える関係の人間と 

して貰って身体の感覚に「安心」を感じさせてあげる事は大切だと

しみじみ感じました。