人工股関節体験者ブログ

2018年11月に臼蓋形成不全の為 変形した股関節の治療で右の人工関節手術を受けました。その経過、思うこと、感じたことを綴っていきます。

病院・治療ジプシー

私は 変形性股関節症ゆえに

下半身がロボットのようにガチガチに固まってしまったり

このブログ

変形性股関節にいたる自分なりの見解 - 人工股関節体験者ブログ

に書いた 症状が出ている事が分かったのですが

 

自分に何が起こっているのか、良く分からず

「納得できる話」が聞けるまで

 

治療ジプシーをしてしまいました。

 

今日は ジプシーっぷりを書いていきます。

 

 

当初、運動不足だろう位の軽い気持ちだったのですが

生活サイクルを変えても一向に改善せず、悪化するばかり…

 

①近所の整形外科へ

 

ここでは、1年前にギックリ腰をした時のレントゲン写真があり

特に問題は指摘されず、温熱療法や器具を使った療法を行った。

 

全く改善が見られないのと、元々 整形外科なんてこんなモノかと…

諦めもあり、通院を止める。

 

②友人の紹介で整体へ

坐骨神経痛を疑う)

 

整体へ行くと、少し症状が和らぐものの

1ヶ月程通うが改善が全くみられず。

「足の浮腫みがひどいので、内臓疾患の可能性もあるかも」と言われ

個人病院の内科(整形も看板に有)ある病院へ。

 

③内科病院

 

血液検査などでは異常が見つからないので

少し大きな整形外科の病院へ紹介状を出される。

 

④少し大きな病院の整形外科

 

臼蓋形成不全だから手術しかない

痛み止め処方するから この体操して 杖、使って」

と言われ、痛み止め、湿布のみの診療の為 通うのを止める。

 

⑤知人の紹介で 中国人経営の鍼灸院へ通う

 

結局、ここには手術直前まで通う事になりました。

ここで 全ての下半身の違和感や痛みが股関節からきている事が分かった。

 

針、灸で筋肉を緩めてから独特の手技で 

股関節が外れている(脱臼)を戻すように施術してくれるのだが

臼蓋不全だから戻らなくて、ある程度以上は改善がみられなかった。

(年初めにこの鍼灸院に出会っていたら…と思ったりした。)

 

この鍼灸院のお陰で カチカチの下半身はほぐれ

5分以上歩き続けると痛んだりする程度に軽減され

痛み止めを飲む回数は極力減った。 

 

レントゲン写真も見ながら、過去の施術者よりは軽いから何とかなるかも…と

トータル半年通院したが 諦め手術の検討を始める。

 

⑥ペインクリニックへ

 

行きつけの美容院のオーナーさんがたまたま担当の時に

「ペインクリニックで、注射を1年程続けたら

 脊柱管狭窄症で手術しかないと言われていたが、手術せずに今に至る」

と聞き、私も行ってみる。

痛み止めの注射は、数日は効果があり 下半身が緩むのを感じた。

 

ここの先生に、股関節外来がある病院で診察を受けた方がいいと言われ

紹介状を貰う。

 

⑥医療関係の友人にお勧めを聞き、その中から、ある大学病院の股関節外来へ。

 

末期なので、手術を勧められ 検討の為、1ヶ月後の予約を取り帰宅

⇒結局、その1ヶ月後の受診の際には 手術する事にした。

 

・・・・・・ ⑥初診の後の1ヶ月の間に下の2つ(⑦⑧)は受診 ・・・・・・

 

⑦お世話になっていた、鍼灸院の先生の勧める個人病院股関節クリニックへ。

 

セカンドオピニオン的受診。

 

「痛みを我慢するのか、手術で自由を手に入れるのか

あなたの生き方次第です」と先生のアドバイス

 

⑧友人のアドバイスで、リハビリ専門クリニックへ。

 

問診、レントゲン、MRIでの結果 理学療法士さんが

困っている、5分以上歩き続けると痛んだりする

腰の可能性で運動療法を処方された。

 

その際に、こちらで 膝や腰も徹底的に見てくれたので

腰の悪さと逆に膝はレントゲン上悪い所が無いのがハッキリした。

 

(ここも、年初めにこのクリニックに出会っていたら…と思ったりした。)

 

 

と書いていても

ホントに自分のジプシーっぷりには ビックリする。

 

ビックリするけど、ホントに苦しかったし辛かった。

 

最終的には⑥の大学病院を選んだのですが

そのあたりの つづきは また